ハクサンチドリ (白山千鳥)

ハクサンチドリは、1,000m前後の標高で広範囲に咲いている高山植物です。6月初めころから咲き始めて、7月の初旬くらいまで咲いています。大雪山などの高山に行く前の、足慣らし登山で楽しませてくれる高山植物です。

分類

キジカクシ目 / ラン科 / ハクサンチドリ属

学名

Dactylorhiza aristata

然別湖周辺の山

7月6日

7月6日

道央

7月5日

感想

ハクサンチドリは、6月に入って低山に花が咲き始める中で、特に目立つ高山植物です。花は主に赤紫色をしていますが、微妙に色が違っています。そして、白に近い個体もあります。また葉がまだらになったものは、ウズラハクサンチドリと呼ばれます。

登山をしない人でも、然別湖へ向かう途中の白樺峠周辺にいっぱい咲いているので、車を停めて見ると良いでしょう。

札幌であれば、手稲山の山頂部に結構咲いています。テレビ塔が林立する道路の道端に咲くので、違和感がバリバリあります。