Wildflower 北海道 ブログ

北海道東部の野花や高山植物、山菜、キノコなどを紹介するブログです。

ホソバウルップソウ (細葉得撫草)

ホソバウルップソウは、大雪山の小泉岳周辺から高根ケ原周辺で見られる高山植物です。場所が限定されることと、咲く期間が短いことで、見るのが少し困難です。

分類

シソ目 / オオバコ科 / ウルップソウ

学名

Lagotis yesoensis

大雪山

7月20日

7月20日

感想

ホソバウルップソウは、7月下旬には花が終わってしまうので、なかなか見る機会に恵まれませんでした。何しろ6月下旬頃から咲き始めて7月初めがピークなので、都合を合わせるのが難しいのです。

また7月1日前後は、大雪山にはまだたっぷりと残雪があります。7月中旬にもなれば登山道の多くが顔を出してくれるのですが、7月1日前後は雪があって、滑落の危険を伴う場所がたくさん残っています。特に朝の早い時間帯は雪が固いので、滑落の心配があります。十分な注意が必要です。

私が持っているホソバウルップソウの写真は、ほとんどがフィルムで撮ったものなので、例として使えるものが1日分しかありませんでした。それも7月20日に撮ったものなので、花の終わりに近いです。ホソバウルップソウを見るなら、海の日よりも前に行くことをおすすめします。