ホソバウルップソウは、大雪山の小泉岳周辺から高根ケ原周辺で見られる高山植物です。場所が限定されることと、咲く期間が短いことで、見るのが少し困難です。
分類
シソ目 / オオバコ科 / ウルップソウ属
学名
Lagotis yesoensis
大雪山
感想
ホソバウルップソウは、7月下旬には花が終わってしまうので、なかなか見る機会に恵まれませんでした。何しろ6月下旬頃から咲き始めて7月初めがピークなので、都合を合わせるのが難しいのです。
また7月1日前後は、大雪山にはまだたっぷりと残雪があります。7月中旬にもなれば登山道の多くが顔を出してくれるのですが、7月1日前後は雪があって、滑落の危険を伴う場所がたくさん残っています。特に朝の早い時間帯は雪が固いので、滑落の心配があります。十分な注意が必要です。
私が持っているホソバウルップソウの写真は、ほとんどがフィルムで撮ったものなので、例として使えるものが1日分しかありませんでした。それも7月20日に撮ったものなので、花の終わりに近いです。ホソバウルップソウを見るなら、海の日よりも前に行くことをおすすめします。