オオタチツボスミレは、文字通り、タチツボスミレに姿が似ていて、より大きいスミレです。よく見ると、花柄がタチツボスミレと違って茎の途中から出ているものがあり、花の後ろにある距が白色であることから、オオタチツボスミレと分かります。と言っても、ずっとタチツボスミレだと思っていました。
タチツボスミレよりも若干遅れて咲くことが多いです。
分類
キントラノオ目 / スミレ科 / スミレ属
学名
Viola kusanoana
十勝平野
石狩平野
感想
オオタチツボスミレは、タチツボスミレよりも山側にある印象のスミレです。咲く時期も、タチツボスミレが5月中旬には終わりを迎える中、5月下旬にかけて最盛期を迎えることが多いです。
そして、出会う場所は、登山口付近が多いと思います。石狩平野の一枚目の写真は、浦臼山で咲いていたオオタチツボスミレで、それは辺り一面に咲いていました。浦臼山はほんと花の山だと思います。
スミレの区別は難しくて、マイナーなものが紛れているかもしれません。