毎日、真夏日前後の気温が続く地元。7月の平均夏日回数は15回程度なのに、半月で到達してしまうという高温ぶりです。しかも、後半はさらに暑くなる予報で、もうすっかり次元の違う夏になりました。学校のクーラー設置が急がれており、緊急で窓枠クーラーを設置する場所もあるようです。
先週目当てだったイチヤクソウが、今週は最盛期を迎えました。どうみても春の花にしか見えないイチヤクソウが、この時期に咲きます。今まで何していたんだろうって思います。もう、春の妖精達は、地下で眠っているのですから。
7月からは見るべき花がないと今まで思っていましたが、先週のウメガサソウと今週のイチヤクソウのおかげで、そんなことはない考えに変わりました。イチヤクソウも、春の野花に負けない美しさがあり、存在感もあります。茎が長いので、縦位置でないと撮影が難しいですね。
マイヅルソウの実が生っています。マイヅルソウの実の模様は、なかなかきれいです。もしかしたら、花よりも美しいかも。
これは、オカトラノオでしょうか。ウドの花にも見えるけど、写すときにウドではなかった気がします。こうしてマクロで見ると、肉眼では分からなかった模様が分かって美しいです。
高山植物でさえ終わりが近づいていますが、平地の花でも十分楽しめますね。行けないことを嘆くより、平地の花をじっくり見ていきたいと思います。