2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
赤紫色で背丈が高く、大雪山では一番良く目にするシオガマです。他の地域でも良く見かけます。 分類 シソ目 / ハマウツボ科 / シオガマギク属 学名 Pedicularis japonica
代表的な高山植物であるハクサンイチゲの北海道版です。大群落を作るのが特徴で、大雪山でみごとな群落を見ることができます。 富良野岳で咲くエゾノハクサンイチゲは、花の百名山でも取り上げられています。 分類 キンポウゲ目 / キンポウゲ科 / イチリンソ…
チョウノスケソウは、チングルマと似ていますが、葉の形や花びらの数が違っている高山植物です。どこにでもあるチングルマとは違って、チョウノスケソウはなかなか見ることができません。高山の風衝地など、厳しい環境で咲く花です。 分類 バラ目 / バラ科 /…
ホソバウルップソウは、大雪山の小泉岳周辺から高根ケ原周辺で見られる高山植物です。場所が限定されることと、咲く期間が短いことで、見るのが少し困難です。 分類 シソ目 / オオバコ科 / ウルップソウ属 学名 Lagotis yesoensis
花は小さいけれど、鮮やかなピンクと大群落をつくることで、とても目立つ高山植物です。その様は、山の芝桜のようです。 また、雪のなくなった場所から順次咲くので、7月初旬から8月中旬まで長く楽しめます。時には9月の紅葉の時期に、残雪がある場所で咲い…
タカネスミレは、7月の中旬から下旬にかけて、山上で咲くスミレです。スミレの中でも特に高い場所で咲き、大雪山では小泉岳付近の2,000mを超える高度で咲いています。5月から始まるスミレ前線の最後の花として、印象深いです。 分類 スミレ目 / スミレ科 / …
エゾツツジは、山の稜線に咲くツツジです。他のツツジとは違って、岩稜帯で地面に這いつくばるようにして咲いています。赤色が鮮やかで、高山では良く目立ちます。 分類 ツツジ目 / ツツジ科 / エゾツツジ属 学名 Therorhodion camtschaticum
チシマノキンバイソウは、山で見掛ける黄色の花では一番目立つ花です。本州にあるシナノキンバイの北海道版のようですが、違いは良く分かりません。 花びらが大きくて背丈も高い上に大群落を作るので、遠目からも目立ちます。しかし近くに寄って見ると、ミヤ…
コレラタケは、食べると死に至る場合もある、猛毒のキノコです。外見がナラタケやナメコなどに似ているそうですが、私自身見たことはないですし(分からない)、ネット上の紹介やキノコの本を見ても、確証が持てません。これほどの猛毒のキノコが、あいまいな…
キンバイの名前が付く高山植物は多いですが、本家とも言えるのがミヤマキンバイです。チングルマと同様に広範囲の山域で見ることができて、身近な高山植物です。しかし、背丈が高くて花が大きく、大群落を作るチシマノキンバイソウやシナノキンバイの方が存…
ナラタケは、北海道では「ボリボリ」と呼ばれることが多い食用キノコです。ナラタケと一言で言っても、良く見ると違いがあり、細かく分類されています。また、紛らわしい他のキノコもあり、ある程度経験を積まないと採るのが難しいキノコです。 分類 ハラタ…
サルナシは、秋にキウイを小型にしたような実が生ります。また、実の中身もキウイそっくりで、味もまたそっくりです。それもそのはず、キウイとサルナシはマタタビの仲間で、キウイは中国の品種を改良してできたものです。つる性の木なので、他の木の高いと…
ハナイグチは、カラマツの林に生える、北海道では1番ポピュラーと言える食用キノコです。カラマツは北海道には自生していなかった木ですが、本州から移植されてすっかり根付いています。それと同時に、ハナイグチもたくさん採れるようになりました。 分類 イ…