チシマノキンバイソウは、山で見掛ける黄色の花では一番目立つ花です。本州にあるシナノキンバイの北海道版のようですが、違いは良く分かりません。
花びらが大きくて背丈も高い上に大群落を作るので、遠目からも目立ちます。しかし近くに寄って見ると、ミヤマキンバイのような繊細さはなくて大味な花びらです。似た名前にチシマキンバイがありますが、別の花でそちらの方がミヤマキンバイに似ています。
分類
キンポウゲ目 / キンポウゲ科 / キンバイソウ属
学名
Trollius japonicus
大雪山
日高山脈
感想
チシマノキンバイソウは、1,000m前半の山でも良く見かけることができて、ミヤマキンバイよりも多く出逢えます。花が大きくて背丈もあるので、遠目でも楽しめます。
また、8月中旬でも咲いていて、花期が長いことも特徴ですね。