スズランは、北海道を代表する春の野花です。とても良い香りがしますが、毒のある野草なので、食べてはいけません。
昔は北海道のどこにでもあったスズランですが、今はなかなか見れません。街中にあるのはドイツスズランで、外来種です。
然別の山など標高の高い場所では、6月の終わりに見ることができます。
分類
キジカクシ目 / キジカクシ科 / スズラン属
学名
Convallaria majalis
十勝平野
スズランを見るなら?
スズランを見るのにおすすめな観光地を紹介します。
芽生すずらん群生地
近くに幌尻岳への登山基地「とよぬか山荘」がある、山の中にあるスズラン群生地です。これほどの大群落は、他ではめったに見ることができません。
普段は山間で人が少ないさみしい場所ですが、咲いている期間は 「すずらん観賞会」 が行われますし、週末はイベントもあります。平取町の特産である「びらとり和牛」が食べられます。
感想
近くの野山に入っても、スズランの姿はとても少ないです。咲く場所が限られる上に、ポツポツと咲く程度が多いのです。
このサイトで一番取り上げている野花の咲く森には、ごく一部にしかありません。それも、毎年咲くわけではなく、咲く時期も短くて見れずに終わることもしばしばです。
でも、スズランの香りはとても良いので、見つけると嬉しくなります。香りが顕著な野花ってほんとに少ないですから。
然別の山に意外と咲いていることは、嬉しい誤算でした。